今日から始めよう!「健康経営」実践アドバイス vol.5 ~健康経営優良法人認定を目指す

今日から始めよう!「健康経営」実践アドバイス vol.5 ~健康経営優良法人認定を目指す

自社の経営に健康経営を取り入れ、大企業・中小企業の健康経営の体制構築コンサルティング実績のあるセルメスタの熊倉(健康経営アドバイザー)が、健康経営に取り組む企業のみなさまに向けて健康経営のイロハやコツをご紹介します。第5回目は、健康経営優良法人認定制度についてお話します。


1.健康経営優良法人とは

経済産業省が創設した「健康経営優良法人認定制度」は、大規模法人部門(通称:ホワイト500)と中小規模法人部門に分かれ、優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。

健康経営の体制を整え運用を開始したならば、ぜひこのようなホワイト認定を目指すことをおすすめします。
健康経営優良法人認定という肩書があることで、社会的な印象・評価が上がることはもちろん、従業員の健康意識もより高まりやすくなります。

2.健康経営優良法人の認定に向けて

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

健康経営優良法人の審査を受けるには、申請用のチェックシートの記入が必要です。まずは経済産業省のWebサイトからチェックシートをダウンロードし、これをひとつの羅針盤にするといいでしょう。

2018年2月現在でチェックシートの項目は15個あり、このうち約7割クリアすることで認定を受けられます。既にクリアしているもの、クリアできていないものを仕分けすれば、どの項目から手を付けていくかの議論もスムーズです。五里霧中で取り組むのではなく、明確な項目をひとつずつクリアしていくことができます。

3.熊倉からのアドバイス

まずは必須項目である「定期健診を実施していること(自己申告)」「50人以上の事業場におけるストレスチェックを実施していること(自己申告)」をクリアさせることを目指しましょう。現状把握が必要なので、健診やストレスチェックの結果を参考にしてください。

ただし、現状分析や現状把握は必ずしもマストではありません。現場が動かないことには健康経営は始まらないため、手っ取り早くなにかしら手を付けてしまってOKです。
たとえば平均年齢の高い会社であれば、食生活改善や運動など形式から入るのもいいかもしれません。逆に平均年齢の若い会社だと、健康をメインに打ち出してもいまいち響かないことがあります。その場合は健康が主役でなくてもいいので、健康の要素を含んだイベントをやるなどの工夫をしてみましょう。参加した結果、少しでも健康に興味を持ってくれれば大きな前進です。

一般的に現状分析はマストと言われています。とはいえ、一つひとつのイベントを現場に根付かせるほうが、頭でっかちにならなくていいのではと私は考えています。現状分析は、いわばサラリーマンのリスクヘッジ。経営者の目線からすると、なにはともあれ結果が出て効果があることをやりたいですからね。

ちなみに、健康保険組合などが主催する健康経営の認定制度に「銀の盾」「金の盾」があります。難易度でいうと、金の盾と健康経営優良法人認定は同等の水準。したがって、まず銀の盾をとってから健康経営優良法人認定や金の盾を目指すと、より始めやすいと思います。

健康経営のアドバイスはもちろん、健康経営優良法人認定のご相談も承っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

資料のご請求・お問合せはこちら

<企業データ>

会社名:株式会社 セルメスタ
事業内容:1.一般用医薬品、救急医薬品セット、介護用品、防災用品、健康食品の販売
     2.郵送検診事業の受託
     3.郵送検診キットの販売
     4.インターネットを利用した各種情報提供サービス及び販売
     5.医療費抑制事業
     6.不動産管理事務の受託
所在地:〒130-8671 東京都墨田区石原4丁目25番12号
資本金:9,900万円

関連するキーワード


健康経営 事例

関連する投稿


働き方改革で時間外勤務は8時間以下!三共精機株式会社の健康経営

働き方改革で時間外勤務は8時間以下!三共精機株式会社の健康経営

社内の仕組みを上手に管理して、時間外勤務時間が月平均8時間以内という三共精機株式会社。社長の石川 武さんが経営理念に込めた『想い』が、まさに形になった健康経営の取り組みとなっています。そんな三共精機株式会社の具体的な施策や、取り組みを詳しくお聞きしてきました。インタビュアー:株式会社セルメスタ 代表 熊倉 利和


健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第3回)

健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第3回)

2018年9月、健康経営の名づけ親:特定非営利活動活動法人健康経営研究会と大塚製薬の共催による「健康経営実践セミナー2018」が43会場で盛大に開催され、健康経営における現在の取組み状況、企業のこれからの課題、さらに実際に企業内で行なわれている取組み事例紹介を軸として4つの講演が開催されました。健康経営の広場では、このセミナーの4つの講演内容をご紹介してまいります。3つ目の講演は、経済産業省ヘルスケア産業課・紺野春菜氏が登壇し、日本の健康経営の浸透度合いについて、具体的な数値をもってご紹介いただきました。


データヘルス見本市 主催者セミナー:健康経営の新しいカタチ「ウェルビーイング経営」とは

データヘルス見本市 主催者セミナー:健康経営の新しいカタチ「ウェルビーイング経営」とは

スグに満員になってしまったデータヘルス見本市の主催者セミナー。健康経営や健康スコアリング、特定保険指導などについてのセミナーが開催されました。 「ウェルビーイング経営」は、健康経営のさらに進化したスタイルであるという新しい提案や研究を行っている、武蔵大学経済学部経済学科・森永雄太氏が登壇しました。 ウェルビーイング経営は今後のトレンドとなる可能性もあることから、聴き逃すことのできない内容のセミナーとなりました。


健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第2回)

健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第2回)

2018年9月、健康経営の名づけ親:特定非営利活動活動法人健康経営研究会と大塚製薬の共催による「健康経営実践セミナー2018」が43会場で盛大に開催され、健康経営における現在の取組み状況、企業のこれからの課題、さらに実際に企業内で行なわれている取組み事例紹介を軸として4つの講演が開催されました。健康経営の広場では、このセミナーの4つの講演内容をご紹介してまいります。 企業の労働者が置かれている現状、問題点はいったいどのようになっているのでしょうか?第2回目は良い睡眠のためのスキルやそのポイントについて、北里大学大学院医療系研究課産業精神保健学・教授の田中克俊氏の講演内容のご紹介です。


ワークライフバランスを意識した社員満足度第一の健康経営とは

ワークライフバランスを意識した社員満足度第一の健康経営とは

理由なしで月に40時間行える「在宅勤務制度」や、コアタイムのない「フレックスタイム制」を導入しているボッシュエンジニアリング株式会社。19世紀からワークライフバランスに関する革新的な取り組みを行ってきたボッシュイズムを受け継ぎ、事業に上手く合わせながら「健康経営」に取り組んでいらっしゃいます。そんなボッシュエンジニアリング株式会社代表取締役の龍﨑 浩太郎さん、ヒューマンリソース部マネージャーの高原 美香さん、管理部シニアマネージャーの若山 宏樹さんに、健康経営についてのお話を伺ってきました。インタビュアー:株式会社セルメスタ 代表 熊倉 利和


最新の投稿


働き方改革で時間外勤務は8時間以下!三共精機株式会社の健康経営

働き方改革で時間外勤務は8時間以下!三共精機株式会社の健康経営

社内の仕組みを上手に管理して、時間外勤務時間が月平均8時間以内という三共精機株式会社。社長の石川 武さんが経営理念に込めた『想い』が、まさに形になった健康経営の取り組みとなっています。そんな三共精機株式会社の具体的な施策や、取り組みを詳しくお聞きしてきました。インタビュアー:株式会社セルメスタ 代表 熊倉 利和


問合せ殺到!ひかり健保の電子お薬手帳と健康ポイントによる後発医薬品使用の促進

問合せ殺到!ひかり健保の電子お薬手帳と健康ポイントによる後発医薬品使用の促進

11月20日のデータヘルス見本市2018東京会場で開催された「ひかり健康保険組合の後発医薬品の使用促進 事例紹介」のセミナー。後発医薬品への使用促進は健康保険組合にとって定番の保健事業ですが、ひかり健康保険組合の取組みはこれまでに無いまったく新しい取組みがスタートしています。 そこに至る背景とまったく新しい電子お薬手帳や健康ポイントによる後発医薬品の使用促進の概要について講演しました。講演終了後はひかり健康保険組合と同様の問題を抱えている健康保険組合からのお問合せが殺到しております。 この記事はデータヘルス見本市でのひかり健康保険組合の講演内容をダイジェストにした紹介動画になります。


健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第3回)

健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第3回)

2018年9月、健康経営の名づけ親:特定非営利活動活動法人健康経営研究会と大塚製薬の共催による「健康経営実践セミナー2018」が43会場で盛大に開催され、健康経営における現在の取組み状況、企業のこれからの課題、さらに実際に企業内で行なわれている取組み事例紹介を軸として4つの講演が開催されました。健康経営の広場では、このセミナーの4つの講演内容をご紹介してまいります。3つ目の講演は、経済産業省ヘルスケア産業課・紺野春菜氏が登壇し、日本の健康経営の浸透度合いについて、具体的な数値をもってご紹介いただきました。


データヘルス見本市 主催者セミナー:健康経営の新しいカタチ「ウェルビーイング経営」とは

データヘルス見本市 主催者セミナー:健康経営の新しいカタチ「ウェルビーイング経営」とは

スグに満員になってしまったデータヘルス見本市の主催者セミナー。健康経営や健康スコアリング、特定保険指導などについてのセミナーが開催されました。 「ウェルビーイング経営」は、健康経営のさらに進化したスタイルであるという新しい提案や研究を行っている、武蔵大学経済学部経済学科・森永雄太氏が登壇しました。 ウェルビーイング経営は今後のトレンドとなる可能性もあることから、聴き逃すことのできない内容のセミナーとなりました。


健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第2回)

健康経営の名づけ親による健康経営実践セミナーの講演レポート(第2回)

2018年9月、健康経営の名づけ親:特定非営利活動活動法人健康経営研究会と大塚製薬の共催による「健康経営実践セミナー2018」が43会場で盛大に開催され、健康経営における現在の取組み状況、企業のこれからの課題、さらに実際に企業内で行なわれている取組み事例紹介を軸として4つの講演が開催されました。健康経営の広場では、このセミナーの4つの講演内容をご紹介してまいります。 企業の労働者が置かれている現状、問題点はいったいどのようになっているのでしょうか?第2回目は良い睡眠のためのスキルやそのポイントについて、北里大学大学院医療系研究課産業精神保健学・教授の田中克俊氏の講演内容のご紹介です。