【取材レポート】ワダカルシウム製薬『大人の部活~メンタルタフネス~』

オンラインで開催されたワダカルシウム製薬『大人の部活~メンタルタフネス~』。『大人の部活』は、働きがい・生きがいをサポートする『LifeWorkers’』のメニューの一つ。今回は、疲れにくい脳をつくるマインドフルネス瞑想のプログラムにワダカルシウム製薬の皆さんが参加してくれました。

1.マインドフルネス瞑想で疲れにくい脳をつくる

常にたくさんの情報に囲まれた現代人は必要以上にストレスを受け、心身ともに疲れた状態になりがち。マインドフルネス瞑想によって疲れにくい脳と体をつくると、集中力が高まり、仕事の能率も向上。アイデアも浮かびやすくなります。また、感情に任せた発言をしなくなり、良好な人間関係を築けるなど生活の質の向上にも繋がっていきます。

今回、ワダカルシウム製薬の皆さんがオンラインで開催されたマインドフルネス瞑想のプログラムに参加してくれました。講師を務めるのは、佐藤今日子先生(瞑想家・瞑想コーチ)。ヨガと瞑想は「科学的な人間開発ツール」と位置づけ、結果の出るメソッドを提供してくれる法人向けマインドフルネス指導のプロフェッショナルです。

「瞑想と聞くと難しいものだと思ってしまう方もいるかもしれませんが、あまり堅苦しく考えず、集中することにチャレンジしてみようかという程度の軽い気持ちで始めてもらって構いません」と佐藤先生。

仮にうまく集中できなくても、「集中できていない」という状態であることに気づけることが大事だと言います。普段の生活の中でも、今やるべきことがあるのに他のことが気になって注意散漫になっていたり、自分でも気づかずに疲れているといったことはよくあります。

「自分は今、集中できていない。今、とても疲れているということに気づけるようになれば、今はこれに集中しよう。今は休息を取ろうなど次にやることが見えてきます。自分の状態に気づければ、自分をコントロールできるようになります。自分自身のありのままの状態に気づけるようになることがマインドフルネス瞑想の第一歩です」

2.呼吸に集中するマインドフルネス瞑想の実践

では、マインドフルネス瞑想の実践です。

まず息を吸いながら肩を上げ、吐きながら戻すといったストレッチを行います。

「ストレッチの後、目を閉じてみましょう。ストレッチをしたことで肩と耳がすうっと気持ちよく離れているという感覚になってはいないでしょうか。このように自分の体が今どのような感覚になっているかに気づくのも、心と体のリラックスに繋がります。また、体の変化を観察することに集中する癖をつけると、仕事や日常生活でも、今やっていることに集中できるようになっていきます」

複数のストレッチを行った後、マインドフルネス瞑想に入ります。本日は呼吸に集中するマインドフルネス瞑想を行います。

「椅子に座っても、胡座をかいてもいいので、好きな姿勢で座ってください。座ったら左右のお尻がきちんと床についていることを確認します。椅子に座っている人は、体が傾かずに左右の足をきちんと床につけるようにしましょう」

座った後、目を閉じます。

そして、鼻から吸い、鼻から吐くという呼吸に意識を集中します(鼻が詰まっている方は口からでもOK)。

鼻からゆっくり大きく息を吸った後、鼻から息を細く長く吐きます。

次第にゆっくり、長く、なめらかな呼吸にしていきます。

そして、鼻から息を吸っている自分に気づきます。鼻から息を吐いている自分に気づきます。

1分間、この呼吸に意識を集中します。

「この1分間で、ずっと呼吸に集中できた人もいれば、“こんなことをして何になるのだろう?” “この後、お昼に何を食べようかな?”などと思っていた人もいるかもしれません。多くの場合、雑念が浮かびますが、浮かんでも問題ありません。ただ、“今、呼吸に集中しようとしたが、別のことを考えていた”ことに気づいてください。気づいたら、呼吸に意識を集中することに戻ってください。できるだけ速く集中した状態に戻る練習でもあります」

なるべく速く集中する時間に戻るのは筋トレと同じく、トレーニングだと言います。日常生活に置いても、今やるべきことにできるだけ速く戻り、集中する習慣をつけてくださいとのこと。

再度、1分間の瞑想を行います。

呼吸に集中します。集中できていないことに気づけば、素早く戻ることを意識します。

1分後、目を閉じたまま息を吸って両手を上げて体を伸ばします。

両手を下ろしながら息を吐きます。落ち着いたら目を開けます。

これで呼吸に集中するマインドフルネス瞑想の終了です。

「最初はうまくできなくても続けていくと、短時間で集中状態に入れるようになります。マインドフルネス瞑想で脳をトレーニングし、メンタルタフネスを手に入れることで心身ともに疲れにくくなります。そして、生活の質が向上し、自信を持って自分の人生を選択でき、毎日が生きやすくなります」

マインドフルネス瞑想は、今回の呼吸に集中する方法だけでなく、様々な種類があります。短時間で効果が出やすいのですが、個人的な感情の細かい違いなどもありますので慣れるまでは指導者と一緒に行ったほうがよいとのこと。

「この『大人の部活~メンタルタフネス~』では、理論と方法をわかりやすく説明していくのでご安心ください。心身が健康になり、仕事や生活の質を向上させるマインドフルネス瞑想の練習を一緒にしていきましょう!」

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IKIGAI WORKS株式会社
営業担当:中家
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