健康経営でホワイト企業宣言! 「健康企業宣言」とは?

健康企業宣言とは、従業員の健康作りに取り組む企業が宣言を行い、認定されることで名乗ることができる制度です。健康経営をこころざし、ホワイト企業化を目指す企業であれば、ぜひ認定を目指したところです。この記事では、主に東京都の場合を例にとった健康企業宣言の内容と、認定の申請手順についてお伝えします。

ホワイト企業の指標のひとつ「健康企業宣言」とは

「健康企業宣言」制度は、東京都、神奈川県、富山県などの健康保険組合に加入している企業を対象に設けられている制度です。

また、「健康経営宣言」「健康事業所宣言」など名称は違うものの、同様の制度はほぼ全都道府県の健康保険組合に見られます。
例えば東京都では下記のように定義されています。

健康企業宣言Ⓡとは?
企業全体で社員の健康づくりに取組むことを宣言することです。一定の成果をあげた場合は「健康優良企業」として認定されます。認定後は、企業イメージの向上や求人などで「健康優良企業」としてアピールすることができ、その他特典も受けることができます。また、「健康企業宣言Ⓡ」の取組みはご加入の協会けんぽ・健康保険組合がサポートします。

出典 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/tokyo/Temporary/20171030001/20171030020.pdf

<引用>協会けんぽ:「健康企業宣言」をはじめましょう!

健康企業宣言で金融面での優遇が受けられるケースも

健康企業宣言に参加するメリットとしては「従業員に関する健康意識が変化する」こと、そして「健康経営によって生産性の向上が期待できる」ことが挙げられています。

また、東京都の例だと、西武信用金庫による「健康優良企業サポートローン」や、みずほ銀行による資金調達の支援などが受けられる「みずほ健康アシスト」、東京信用保証協会が信用保証率を優遇する「健康企業応援・ダイバーシティ推進保証制度」などの特典が用意されています。

さらに制度の認定団体には健康保険組合の連合会や健康保険協会、商工連合会と商工会議所も連なっています。また東京都が全面的に参加してバックアップを行い、医師会や歯科医師会、薬剤師会等も参加していますから、行政と民間が一体となって健康を底上げする体制ができているというわけです。

この東京都の例に限らず、健康企業宣言は従業員の健康的な働き方の実現を目的とする制度ですから、健康経営に意識が持て、企業だけではなく被雇用者にとっても魅力的です。

「健康企業宣言」から健康優良企業認定までの流れ(東京都)

東京都の場合、認定を受けられるのは「東京都内の健康保険組合に加入を行い、従業員の健康向上に取り組む意思がある企業」です。

しかし、他県所在の事業所も参加が認められる可能性がありますから、条件を満たしていないと諦めるよりも、問い合わせて参加資格を確認しましょう。

宣言にあたっては、まず「健康企業宣言チェックシート」を記入して健康保険組合に提出。その後、実際に宣言内容にチャレンジし、振り返りのレポートを経て、健康企業宣言東京推進協議会から認定を受けることになります。

健康経営に長けたホワイト企業の証、銀の認定証・金の認定証

まず、健康企業宣言の取組み内容をクリアすると、協会けんぽ東京支部から宣言の証である「銀の認定証」が交付されます。銀の認定企業は、「経済産業省 健康経営優良法人(中小規模法人)」もあわせて申請できるようになります。

さらに職場の健康経営・健康づくりを進め、健康企業宣言既定の課題に取り組んで実践、チェックシート記入から振り返りレポートまでの手順を経て認定されると、健康企業宣言東京推進協議会から「金の認定証」を受け取ることができます。

「健康企業宣言」まずは無料参加から始めてみては

「健康企業宣言」は無料で参加できます。万が一認定が受けられなくても再挑戦できますから、まずは参加してみることをおすすめします。
参加することで、これまでの健康管理が適切であったか気づくことができ、挑戦する意識が生まれることは素晴らしく、改善に向けて努力する刺激ともなります。ぜひ、有効に活用しましょう。