たった2分でストレス減少!生産性・創造力も向上させる瞑想のススメ

たった2分でストレス減少!生産性・創造力も向上させる瞑想のススメ

弊社セルメスタでは今回、米国グーグルなどのIT企業でも導入されていることで話題の「マインドフルネス」第2弾として、「NLP~神経言語プログラミングと瞑想のススメ」を実施いたしました。NLPとは人間が持つ「五感」から、その人の特徴を把握してコミュニケーションに活用します。さらにその五感を使った瞑想を行い、ストレス減少、そしてリラックスして生産性や創造力を高めることを目標としています。身体的な疲労に対して軽視されやすい「心の健康を保つこと」は、これから健康経営を進め、そして健康経営優良法人を目指す企業には欠かせない分野です。セミナー前後で行ったストレスチェックで驚きの結果も出た、今回のセミナーをみていきましょう。


1.健康経営の基礎となる「円滑」なコミュニケーションのコツとは?

この日、最初に登壇されたのは“瞑想家”の中川 正心さん。中川さんには日常で感じるストレスの多くの理由である「コミュニケーション」を、人間が持っている五感から分析していく手法(NLP:神経言語プログラミング)を紹介していただきました。

日本NLP協会によると、NLPとは「引用:人間は、自分が体験した出来事を五感(神経)『視覚、聴覚、体感覚、味覚、臭覚』を通して認識し、言語/非言語によって意味付けを行い記憶として定着させます。私たちは、生まれてから今に至るまでたくさんの経験や体験から様々な意味付けを行い、自分の考えや思い込みというものを作っていきます。ある程度の年齢になると考え方や生き方、反応の仕方に一定のパターンができてきますが、このことをNLPでは「プログラミング」と言っています。」

https://www.nlpjapan.org

中川さんからはさらに、人間には五感のうちもっとも得意な「優先感覚」があり、その優先感覚によってコミュニケーションのとり方が変わってくるという説明がありました。たとえば、「視覚優位」な人は常に頭の中にイメージを浮かばせながら会話をしたり、「聴覚優位」の人は「音」や「自分や他人の噂・評判」を気にしたり、「触覚優位」の人は時間をかけながら物事を自分の身体に落としこんでいく、などの違いがあるそうです。さらに、人は無意識に他者を「自分と同一視(自分の延長として)」して考えてしまい、同じような「考え方(優先感覚)」を持つ人と思ってしまうことがよくあり、そういった思い込みからもコミュニケーションのズレが出てくるのだと言います。

「他者とのコミュニケーションを円滑にするためには、感覚の違いを理解することが大切」と言う中川さんは実際の経験からもこのことを強く感じたそうで、会社員時代に優先感覚を意識した結果、はるかにチーム内での生産性が上がったとおっしゃっていました。

そしてこの優先感覚、簡易的にチェックする方法があります。皆さんは、「りんご」と聞いて何を思い浮かべたでしょうか?

「赤い」や「丸い」といった印象が真っ先に思い浮かんだ人は「視覚優位」です。「甘さ」や「酸味」を思い浮かべていれば「味覚優位」な人でしょう。実際のセミナーでは、このような優先感覚ごとにどのようなコミュニケーションをするべきか、詳しく教えていただきました。

2.コミュニケーション不全からくる「ストレス」は悪いもの?

コミュニケーションなどの人間関係、仕事、プライベートなどさまざまなところで降りかかってくる「ストレス」。度重なるストレスに悩まされている方も多いと思いますが、ストレスは全くない状態がよいのでしょうか?

いえ、ストレスは人間には必要不可欠なものです。「自身が成長するため」や「生き残り(防衛本能)」のために必要と言われており、ストレスが問題になる場合はズバリ「ストレスが連続してかかり、多すぎる」状態です。ストレスは本来「短期的」なものであり、連続してかかるようなものではありません。しかし、現代のようにいつでもどこでも連絡が可能な世の中では、ストレスが常にかかりやすい状況であるといえます。ストレスがかかり続けている状態というのは、いわば「森の中でクマに何十年も追われ続けている」状態です。

そんな状態を改善するには、「短い間でもストレスを断ち切ることが重要」だと、中川さんはおっしゃっています。短時間でも一旦ストレスから解放されることで、風船に入れた空気が抜けるようにリセットができ、その後また原因の同じストレスがかかっても、違うストレスとして捉えられるそうです。さらにこのリセットを続けていけば、そもそもストレスとして感じなく(認識しなく)なる場合も。”ストレスフリー”と呼ばれている人は、このようにストレスの使い方が上手で、逆に自身のバネとして活用できる人をそう呼んでいます。

このストレスを一時解放するために有効なのが、「瞑想」です。瞑想では「無」の状態になることで、一時的にストレスから離れることができます。その結果ストレスのリセットができ、心の安定につながっていくのです。

3.~実際に瞑想をやってみる~ 五感を使ったVAK瞑想

続いて登壇されたのは”瞑想家”や”ヨガインストラクター”としてご活躍中の菊池 裕子さん。菊池さんには実際に瞑想のやり方を教えてもらいました。

今回教えていただいたのは、五感のうち視覚・聴覚・皮膚感覚の3つを使った「VAK瞑想」と呼ばれるものです。この瞑想法は、「短時間」で「いつでもどこでもできる」のが特徴です。なかなか日々の生活が忙しく、時間が取れないビジネスパーソンでも取り組みやすい瞑想として紹介していただきました。

「視覚」を使った瞑想では、事前に周りの景色や状態を確認し、その後目をつぶって先ほど見た景色を追うようにして思い出していきます。「聴覚」を使った瞑想は、目をつぶり日常に広がるさまざまな音を拾っていきます。部屋の中の音や、外の音、そして自分の身体の音にも神経を傾けましょう。「触覚」を使った瞑想は少し難しく、集中力が必要です。まずはお腹に手を当ててみましょう。お腹と手のひら、どちらが温かいでしょうか?もしもわからなければ、手を叩いてみましょう。手のひらがジーンとなったり、「ジワーッ」と温かくなったりしたのではないでしょうか?これが身体感覚です。この感覚がわかったら、身体の中で熱を感じられる箇所を探していきます。

これらをVAK瞑想と言い、2分間で同時に行っていきます。最初は難しいと思いますが、毎日続けていくことでどんどんスムーズにできるようになります。終わったあとは身体的な疲労感に包まれますが、心がスッキリとするはずです。このような「無」の状態を作り出すことが、ストレスから解放されるということです。

4.健康経営に敏感な企業が取り入れる「マインドフルネス」と「瞑想」の関係

最後に、”ヒーラー”や”瞑想家”として活躍する佐藤 今日子さんが登壇され、「コンパッション瞑想」の講演・実践を行いました。コンパッション瞑想とは「慈悲瞑想」という意味で、言葉の力によって精神的な安定を作っていく瞑想です。コミュニケーション(言葉)は生活をしていく上で必ず使うものであるため、上手に扱わないとストレスの原因となってしまいます。

今でこそ、コンパッション瞑想を教えている佐藤さんですが、会社員時代にはコミュニケーションが原因で身体を壊す時期もあったそう。薬を飲みながら業務を続けていたそうですが、佐藤さん曰く、『今思えばあの時は自分を大事にしていなかった』とおっしゃっていました。

コンパッション瞑想では、自分や周りの人に対して愛情を注いでいきます。目を閉じて、自分が好きな人や大切な人を思い浮かべ、「願いが叶うといいね」「幸せだといいね」など、ポジティブな言葉を投げかけていきます。スキンシップが得意な人であれば、イメージの中で抱きしめてあげるのがいいそうです。そうしたら、つぎは嫌いな人、自分自身、すべての人に対してポジティブな言葉をかけていきます。気持ちが乗らなかったり、嫌な気持ちになったりするようだったら、やらなくても問題ありません。

このコンパッション瞑想は、お釈迦様が生きている頃から行われている仏教の「慈悲の瞑想」からきています。グーグル社でも「マインドフルネス」とセットで行われ、とても相性がいいものとされており、実際のお釈迦様の教えの中でも「マインドフルネス」と「コンパッション瞑想」はセットで行うようにと言われています。また、コンパッション瞑想には集中力を高めやすいというメリットもあります。

コンパッション瞑想を行うことによって、嫌いな人の時に思い浮かべていた人が、好きな人の時に浮かぶようになったということもあるそうです。このように「言葉」は人間に対してものすごい力を持っています。

5.社員のストレスチェックの結果、驚きの効果が!

今回のセミナーを受けてもらった社員には、セミナー前と後でストレスチェック「こころのエクササイズアンケート」と150万ダウンロードの人気スマホアプリ「COCOLOLO」によるストレスチェックを実施しました。このアンケートでは心の安らぎ感や、やる気など計10項目を5点満点で自己評価してもらいました。「セミナー前よりも心が落ち着いた」「頭がスッキリした」という意見が多く、なんと参加者平均で約22.4%ストレスが軽減しているという結果になりました。「COCOLOLO」による研修前、研修後のストレス状態の測定結果も参加者平均で、「ぐったり」から「のんびり」に改善が見られました。

また、別途インタビューに答えてくれた社員からは「最初に思っていた瞑想と180度違うものだった」「五感を研ぎ澄ますため身体は疲れたが、頭はスッキリするという不思議な現象が起きた」「通勤中の電車でも早速やってみたい」と、その効果に驚く声や、興味が湧いたという意見が多く出ました。

瞑想は「座禅を組んで行うもの」というイメージが強いですが、今回のVAK瞑想やコンパッション瞑想は気軽にできるのが特徴で、新たな「心のケア」方法としてすぐに取り入れることができます。ぜひ、健康経営の一環として、健康経営優良法人でも実践されている「マインドフルネス」や「瞑想」を業務の合間に取り入れ、社員の生産性や創造力を高めてみてはいかがでしょうか?

↓↓本セミナーの様子を動画でチェック!↓↓

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<企業データ>

会社名:株式会社 セルメスタ(Selmesta CO.,LTD.)
事業内容:1.一般用医薬品、救急医薬品セット、介護用品、防災用品、健康食品の販売
     2.郵送検診事業の受託
     3.郵送検診キットの販売
     4.インターネットを利用した各種情報提供サービス及び販売
     5.医療費抑制事業
     6.不動産管理事務の受託
所在地:〒130-8671 東京都墨田区石原4丁目25番12号
資本金:9,900万円
従業員数:約60名

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