【シリーズ:健康経営と大学連携】学生と企業を健康経営で結ぶプロジェクトがスタート!

関西4大学(関西大学、関西学院大学、京都産業大学、近畿大学)による産学連携PBL(project based learning)に、メディアサイト『健康経営の広場』を運営するIKIGAIWORKS株式会社が参画。学生と企業を健康経営で結ぶプロジェクトがスタートしました。

1.健康経営に新たな価値を見つける

IKIGAIWORKSが、産学連携かちぞうzemi(※1)に提供するのは『プレ就活:働きがい探求プログラム』。すでに2022年9月29日(木)のアントレプレナー・セミナー『ベンチャー・中小企業のパーパス経営と健康経営』(関西大学商学部主催)に代表取締役の熊倉が講師として登壇するなどプロジェクトが動き出しています。

今後は、関西学院大学の松本雄一教授のゼミ生とともに「働きやすさ、働きがいの実現という就職観の醸成」「学生と健康経営実践企業の交流の仕掛けづくり」「就職後の仕事観のミスマッチ防止」をテーマに5ヶ月間のゼミ活動を共にし、学びの機会や企業との交流の場を提供していきます。

例えば、ワークショップや教育プログラムで健康経営について学んだ後、ゼミ生自身が健康経営実践企業にインタビュー。「なぜ健康経営に取り組むのか」「具体的にどのような健康施策を行なっているのか」「健康経営を行うことでどんなメリットがあるのか」といったことを聞きながら、健康経営実践企業のリアルな姿に触れ、実践的な調査研究活動を行なっていきます。

ゼミ生たちは、これらの活動で学んだことや推し企業を2023年3開催予定の第二回『働き方・生き方フェス』(※2)でも発表予定。この『働き方・生き方フェス』には、健康経営はもちろん、人財採用関連の企業にもご参画いただく計画を立てており、働きがい、生きがいが感じられる企業で働きたいという学生と、意欲的で優秀な人財を必要とする企業との新たなマッチングの場にもなることでしょう。

(※1)産学連携かちぞうzemiは、一般社団法人そばくりラボ主催の「かちぞう企画」の一つで、産学連携で価値創造にチャレンジする実践的なPBL活動(PBL:Problem Based Learning)。より良い社会の構築を目指して価値創造するための実践的な調査研究活動に、学生がチーム単位で半年間かけて取り組む。

(※2)第一回『働き方・生き方フェス』は2020年9月15日に開催。『ニューノーマルで変わる働き方、変わらない働き方』をテーマに健康経営のトップランナーはもちろん、脳科学者の茂木健一郎氏をはじめ、各分野の第一線で活躍する方々が集結。3つのスペシャルステージ、9つのラーニングステージ、6つのソリューションステージが繰り広げられた。第二回『働き方・生き方フェス』は2023年3月開催予定。

2.学生と企業双方にメリットがある

今回のプロジェクトでゼミ生は、働く人の健康(身体的、精神的、社会的な健康)が企業経営にもたらす影響や、働きがい・生きがいなどについて学んでいきます。それは、ゼミ生自身の就活の際にも役立つことです。知名度や規模にとらわれず、本当に自分が働きがい、生きがいを持って働ける企業と出会うための目を養うことができ、ゼミ生にとって会社選びの選択肢が広がることでしょう

また、インタビューを受ける企業(全72社)にとってもメリットは小さくありません。特に大企業に知名度で劣る中小企業は採用で苦戦を強いられてしまう傾向にあります。今回、ゼミ生によるインタビュー記事や動画は、IKIGAIWORKSの運営する『健康経営の広場』(※リニューアルオープン予定)などで紹介することはもちろん、SNSなどを活用したゼミ生による情報発信や口コミ効果も期待できます。自社が健康経営に力を入れ、社員を大切にしている企業であることを広く発信していく絶好の機会になることでしょう。

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