累計10万部超、糖質制限は間違い!人気著者による「食育セミナー」レポート
目次
1.食事を見直すということ
突然ですが、皆さんは運動をされているでしょうか?一般的に運動習慣とは「1回30 分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している」ことを指します。(参考:厚生労働省 平成28年「国民健康・栄養調査」第2部 第38表より)
20~60代で運動習慣のある人は大体5人に1人と言われています。仕事や子育てをしながら、運動だけで健康体を維持するのは難しいという現状があります。しかし、おおよそ全ての方に食事の習慣はあるでしょう。食事は365日、1日3食することです。ここを見直すことは、健康になるために非常に重要なことではないでしょうか。
「お腹からやせる食べ方」など累計10万部以上の人気著者である柏原ゆきよは、現代の日本の食生活は糖質制限など間違った情報に汚染されていて非常に危険な状態といいます。同氏は、このような間違った食生活を改める方法として、日本型食生活の実践を一般社団法人 日本健康食育協会の代表理事として普及活動により、これまでに累計4万人を超える食サポートを行っています。その経験から、摂取したカロリーと体型は一致しないということに気付かれ、カロリー計算ではない視点で身体のメカニズムと食べ物の関係を考える食事理論を構築されました。
肌荒れが起きると、化粧品やスキンケア用品を見直す方が多いと思いますが、肌荒れは食べ物の影響を大きく受けているそうです。また、太ったり体型が崩れたと思うと食べることを控えたり、最近では糖質制限をする方がいたりしますが、食べ物を減らすということは自分自身の材料を減らすということになるので、実はすごくリスクがあるのだそうです。
「カロリーを摂りすぎると太る」(カロリー制限)、「ご飯の食べ過ぎは太る」(糖質制限)といった世の中で常識的に当たり前だと思われていることが実は誤りであることをこのセミナーでは伝えています。
2.元氣で長生きをするには
平均寿命は男女共に年々延びていますが、健康寿命は延びていないのが現状です。寿命そのものは延びていても、寝たきりの期間が長くなるだけでは明るい未来が描けません。
セミナーで配られた資料には穴埋め箇所があり、重要なポイントは自分自身で書き留めていく必要があります。参加者は真剣にメモを取ったり、空欄部分の回答を書き込んだりしていました。
グループワークでは、先進国において元氣で長生きをするために必要な要素トップ3を考え、それぞれ発表しました。
グループワークをしたことで参加者の緊張もほぐれ、和やかなムードの中セミナーは続きます。
3.保健指導の効果について
2008年から、メタボリックシンドローム該当者や予備軍を早期に見つけ出し、対象者に生活改善を指導することを目的とした保健指導というものが始まっています。厚生労働省は5年後の2013年にはメタボ該当者及び予備軍を25%削減するという目標を立てました。しかし2015年時点で保健指導対象者に占める実施割合は17.5%と低く、メタボ該当者及び予備軍については2008年度比2.74%減少にとどまったという事例が紹介されました。
保健指導では該当者に食事を控えることを教えるのではなく、正しくしっかり食べることが大切であることを指導しないから成果が出ないのでは、と柏原氏は語りました。「食べたら太る」は思い込みであり、カロリーで判断する発想を変える必要がある、ということなのです。
4.健康寿命を延ばすためのポイント
介護予防の3本柱として
1.低栄養の改善
2.筋力向上
3.口腔機能向上
が挙げられることを説明されました。
超高齢化社会である現在、高齢者がいかに健康で長生きをして社会の負担にならないか、ということが課題です。柏原氏は、最も重要なことは長期視点で健康を考えることであり、まずは自分が人の負担にならないよう健康体になることが大切なのだと語りました。
5.社員元氣プロジェクト
今回セミナーを実施した株式会社セルメスタの社員の健康診断の総合判定では、異常なしの人はわずか3%でした。つまり97%の社員は軽度異常を含めてなんらかの異常があるということです。
本セミナーの実施後は、日本健康食育協会が勧める日本型食生活(主食がご飯の和食)を軸とした体質改善プログラムや、オンラインで講義を受ける食実践スクールの受講など、実践型の食生活の改善に取り組んでいくことになります。
本セミナーでは、体質改善プログラムで10日間食べる若玄米で作ったおにぎりが参加者に配られ、みな美味しそうに食べていました。
お腹がすいたから、時間がきたから、となんとなく食事をしている方も多いかもしれませんが、食事は一人の人生を大きく変えるぐらいの力があると語った柏原氏。今回のセミナーは参加者の食事に対する概念に新たな価値観を生み出してくれたのではないでしょうか。
↓↓食育セミナーの様子を動画でチェック!↓↓
<ソリューションパートナー>
会社名:一般社団法人 日本健康食育協会
所在地:〒160-0006 東京都新宿区舟町8-2 石橋興業舟町ビル3階
代表理事:柏原ゆきよ
プロフィール
一般社団法人日本健康食育協会代表理事
一般社団法人食アスリート協会副代表理事。
一般社団法人日本こども成育協会 アドバイザー
管理栄養士
20年以上にわたり、「健康」と「食」をテーマに様々な業界にて研鑽を積む。
スーパーマーケット、食品製造業、外食産業、配食事業、教育事業、フィットネス事業、
美容エステ店舗開発と経営、地域医療と介護事業、企業の健康管理、歯科・薬局・ドラッグストア、
サプリメント業界、機能性食品素材開発、通販事業などにおいて、商品・サービスの企画、事業コンサルティング、新規事業やベンチャー企業立ち上げを経験。
どの分野においても「健康」と「食」が、企業成長の核となっている事に着目する一方、
管理栄養士として4万人以上の食のサポートから独自の健康理論を提唱。
人々を健康に導く為のビジネスモデルを確立し、全国で講演活動なども行う。
2007年に独立後、株式会社2社、一般社団法人4団体の創業に携わり、
複数社の顧問やアドバイザーを歴任。
2008年より定食チェーン大戸屋にて、食育プロジェクトを国内外にてスタート。
社員の意識改革から商品展開、CSR活動を連動させた健康ブランディングにて、
企業風土の醸成、健康提案企業としてのイメージ構築、
さらには顧客層の変化をもたらし、業績向上に貢献。
現在は、講演活動、企業の顧問やアドバイザーの他、
健康ビジネスを成功に導く人材の育成にも力を注いでいる。
<代理店情報>
一般社団法人日本健康食育協会、柏原ゆきよ氏による「食育セミナー」、「食実践スクール」などのお問い合わせは以下によろしくお願いします。
代理店名:株式会社 セルメスタ メディア事務局
TEL:03-3626-6510(9:00~17:00 土日祝除く)
所在地:〒130-8671 東京都墨田区石原4丁目25番12号